兵庫県川西市一庫字唐松
『日本の海岸、湖』 前回、知明湖を一周するウォーキングの予定であったが、道路工事で一周出来ず、リベンジする。
ダム便覧2020のHPから抜粋
新しいアウトドアスポット
周辺は県立猪名川渓谷自然公園。 新しいアウトドアスポットとしても人気。 ダム湖である知明湖のまわりには、県立一庫公園、国崎せせらぎ広場、知明湖キャンプ場などの施設があり、湖畔は近畿自然歩道のコース。
ダム湖に隣接した県立一庫公園は平成14年4月に全面開園。 湖畔の道、森の広場、ネイチャーセンター、自然観察の森などが。
知明湖一周ウォーキングのリベンジ
前回、予定が狂った ”知明さくら橋”の改修工事はまだ続行中であるが、車以外は通行可となっており、予定の周回コースを歩くことが出来てリベンジが達成出来た。
今回は龍化渓流の遊歩道も歩くことが出来て、前回以上の収穫はあった。
ダムカード発行で一悶着あり
ダム事務所に行くとコロナ禍でダムカードの発行は停止していると断られた。 兵庫県の他のダムではダムカードを発行して頂いていると食下がるが、それでも規則なので発行出来ないと言う。
それなら後日郵送してくれと、
住所を伝えて切手代を84円を支払っておく。
本日のダム巡り
一庫ダム(知明湖) → 箕面川ダム(箕面川)
知明湖一周ウォーキング
前回、2022年02月09日に知明湖一周ウォーキングに挑んだが、知明さくら橋の改修工事に伴い、周辺道路が通行止めになっており、予定のコースを歩くことが出来なかった。
知明さくら橋の改修工事はまだ続いているが、歩行者は通れる様になているとの情報からリベンジで出掛ける。
ちめいこ
Road Map :R173号線を北進して知明湖の湖岸道路に入る。
Route Map:予定通り知明湖の湖岸道路を右回りに一周する。
周回距離:約17km。(一庫公園に寄り道する。)
周回時間:4時間41分。(一庫公園に寄り道する。)
一庫ダム
知明湖一周ウォーキングを始める前に車で笠松公園に行き、朝の ”一庫ダム”を眺める。
笠松公園にあった ”知明湖”の散策地図。 左側が北の方位なので要注意。
”一庫ダム”の駐車場にあった一庫ダム周辺の散策地図。 左側が北の方位なので要注意。
前回予定していた知明湖を右回りに一周するコースをリベンジする。
今回もダム管理所に隣接している駐車場から歩き始める。
今回は展望台には上がらずに、道路から振り返り ”一庫ダム”を見る。
”知明湖”側を見ると天気は良いのに随分とモヤっていた。
春の風物である ”黄砂”が大量に飛来している様である。
国道沿いに広がる ”なぎさ公園”を見る。
眼下にはのんびりとバス釣りをしている姿が・・・
「釣れてますかー!」と叫びたい所である。
”なぎさ公園”への遊歩道入口にある駐車場。
この季節、閑散としている ”なぎさ公園”。 立派な施設である。
前回と同じく道路際の公衆トイレまでの遊歩道を歩く。
”知明さくら橋”の改修工事は済んではおらず、痛々しい姿であった。
前回、歯車が狂ったのはここで警備員に停められたからである。
今回は車両以外は通行可能となっていた。
道路上には工事関係者の車がずらりと並んでいた。
後ろに見えているのが ”知明山”に伸びる尾根筋である。
予定通りの道に進もうとしてビックリ! 荒れた遊歩道しかないのだ。注意看板には ”車両の通り抜けは出来ません。”と書かれていた。
改修工事中の ”知明さくら橋”を覗くと、人、自転車、バイクが
通れる様に片側通行規制がされていた。
”知明湖”への展望を期待した、殆どが樹木で邪魔をされていた。
まだ、冬枯れの季節なので樹間から少し見えなくもなかった。
遊歩道には落葉が堆積しており、倒木で荒れ放題で
あったが通れなくはなかった。
若葉が芽生えて来れば、この辺りも何も見えなくなってしまうだろう。
たまに樹木が無く国道が見える地点もあった。
岬を半周して国道に戻る地点は階段になっており、これが車両通行止の理由の様であった。 遊歩道は長者トンネルを抜けた地点に出た。
風景が見えた所で絶景では無いのだが・・・
荒れた遊歩道を振り返り見るとガードレールが
付いているので立派な道に見える。
国道の西側上には何やら?が見えて気になる。
”越ノ山トンネル”の手前から始まる遊歩道があるが、前回、
この遊歩道を通り、相当荒れているのを経験しているので、
今回は遊歩道をパスしてトンネルを抜けることにした。
前回、遊歩道を通った時には土砂崩れがあり、展望も良くなかった。
次の ”新円山トンネル”の迂回路は遊歩道ではなく立派な道路である。
今日の水位では、この辺りが ”知明湖”と ”一庫大路次川”との境目になっている。
前回気付かなかった穴は何?
”知明湖”の水位が上がれば、ボート昇降用道路の端までは浸かるのだろう。
振り返り ”知明湖”側を見る。
国道歩きを進めていくと、先ほど気になっていた穴の片側が見えた。
これは旧国道時代のトンネルなんだろう。
遊歩道は直ぐに川べりに下りるのではなく、延々と続いていた。
前回もこの遊歩道入口には気付いていたが入らなかった。
今回は試しに遊歩道を歩いて見ることにした。
”丸山大橋”の下を潜り、更に遊歩道は伸びていた。
道路に戻る階段道が出て来たが、遊歩道を行ける所まで行ってみることにした。
前回は道路から川べりに遊歩道があると眺めているだけだったのだ。
この先で川は大きく曲がっているのか、パッと見、突き当りの様に見えた。
これが旧国道の隧道跡なのか?
前回は国道を歩いていたので、これに気付くことはなかった。
川は渓谷風に狭くなり、ここで大きく左に曲がっていた。
削岩機を使ったとしても、
これは手掘りの部類になるのだろう。
これは立派な観光名勝になるのでは? 立入禁止の看板は見えませんでした。
落込みを横から見ると滝ではないのがバレてしまう。
隧道跡を抜けると、前回は国道から見た滝とは
言えない小さな落ち込みに出た。
写真の右側にチョコっと隧道跡が見えている。
この辺りが観光地図上で ”龍化渓流”と呼ばれている個所なのか?
”龍化吊橋”を潜るが、遊歩道はまだ続いていた。
老朽化で通行止めの ”龍化吊橋”が見えて来た。
振り返り ”一庫大路次川”と ”龍化吊橋”を見る。
川幅が狭まり、対岸の左岸道路が手の届く範囲に近付いて来た。
数十分後にはあの道路を歩いている予定である。
国道の ”龍化橋”が見える地点に道路に戻る階段道があったが、
遊歩道がまだ続いていたので行ける所まで遊歩道を歩く。
”千軒橋”の下辺りで遊歩道が怪しくなって来たので、ここで
道路に戻っておく。 ウォーキングには最適な遊歩道であった。
駐車場のある ”川の案内所”に着く。
季節には漁業関係者の出店が開かれる様だ。
Uターン予定の ”民田橋”が見えて来た。
道路に戻り、国道の ”千軒橋”を潜る。
前回はここでバイク野郎と出会い、彼から左岸道路は通行止めとの
アドバイスを受けたのが、不幸の始まりだった。 彼は知明さくら橋が
通行止めと言いたかった様である。 言葉のすれ違いだった。
民家の間を抜けて ”民田橋”を渡る。
左岸道路を歩き始めると、先ほど通った ”川の案内所”が見えて来た。
前回はバイク野郎の間違ったアドバイスで
”龍化トンネル”と ”龍化橋”を歩いて戻ったのだった。
大切な観光資源を修理をする気は無いのか?
”龍化吊橋”の左岸側に着く。
左岸側からは新旧トンネルを見ることが出来た。
前回歩いた ”丸山大橋”。
”丸山大橋”を潜る。
右岸の遊歩道入口を見ることが出来た。 遊歩道を歩けたのが今回の大収穫であった。
下流側に目を転じれば謎だった抜け穴も見えていた。
この辺りでは ”知明湖”となっていた。
水位が上ればこの辺りも ”知明湖”になるのだろう。
右岸の景色を見ながら淡々と歩く。
左岸道路は綺麗な道路であるが、車は殆ど走って来ない。
往路で気になっていた施設は、左岸から見るとビルの様に見えた。
”知明さくら橋”の左岸側に戻って来る。
一庫公園の湖岸展望台から ”知明さくら橋”までは一方通行と
なっていた。 ゲートはあるが無料の道路であった。
湖岸展望台までは綺麗な遊歩道が整備されていた。
一庫公園の一郭となっていた ”展望台”に着くが、
ここからの展望は大したことはなかった。
遊歩道からも ”知明湖”の展望は得られた。
広い駐車場とお土産屋さん?があった。
直ぐ横に ”一庫公園”への遊歩道入口がある。
”知明湖一周ウォーキング”に ”一庫公園”への寄り道は
余分ではあるが、前回と同様に ”一庫公園”に寄ってみる。
長い階段道を見るととても100mで着くとは思えない。
”一庫公園”まで100m、本当?。
どこをどう歩いて良いのか判らないので東屋から
右の階段道に入ると直ぐに二又になり右側の道に入る。
途中に展望東屋があったので寄ってみたが、
大した展望は得られなかった。
展望台の様な木道が続くが、樹木が茂り展望は無かった。
周辺には沢山の遊歩道がある様だ。
道が判らないので、兎に角、高い方へ進んで行く。
金が掛かっている様であり、流石は県立公園である。
休憩所?
高台の芝生広場に出た。
今日は ”知明山”には登らずに公園の散策だけに留めておく。
更に上に進んで行く。
展望台があったが、ここからの展望もよろしくなかった。
季節になれば水が流れ、子供が遊ぶ ”丘の流れ”を見る。
展望台からの見た ”知明湖”はなんとか
”一庫ダム”が見えている程度であった。
”一庫公園”は写真の範囲以外にも広大な芝生広場が広がり、素晴らしい公園である。
入口のゲートも台数チェックだけの様であり、
公園は入園、駐車共に無料である。
管理事務所に訪ねるとハイキング道は施錠されており、予約がないと
開けない様である。 なので道路を歩いて下る。
”網手橋”でUターンして ”国崎大橋”を渡り、県道で戻って行く。
県道には歩道が無く、交通量の多い県道歩きには恐怖を感じた。
”一庫公園”から先は、
特に何もないので割愛しておく。
淡々と県道を歩き、”一庫ダム”に戻って来る。
”一庫ダム”の堰堤からダムの下流側を見る。
ダム堰堤の中央付近から下流側を見る。
どこからも水が流れていないのが寂しい。
ダム堰堤から ”知明湖”を見るが、”知明湖”は
この先でU字状に別れているので全体が見えない。
朝には車で ”笠松公園”に行って ”一庫ダム”を眺めたが、ダムの
駐車場から遊歩道が ”笠松公園”へ伸びていたので、再度行ってみる。
この階段道を見て後悔するが、こことは
別に穏やかな遊歩道もあったのだ。
朝とは違い、陽の当たる ”一庫ダム”を見ることが出来た。
数あるダムの中でも男前の部類に入るだろう。